最後の晩餐は食べ放題

世界の食べ物あれこれ

威風堂々

中国の職場では昼になると構内にエルガー作曲「威風堂々」がヒーリングミュージック的に竪琴の音色で流れます。
脳裏にはすぐに回鍋肉や青椒肉絲を頬張るクックドゥのCMが浮かび、お腹もたちまち臨戦態勢です。
セルフスタイルでご飯とスープ食べ放題の社員食堂は多くの人でごった返していますが、日本人を見かけることはないです。
 現地の同僚ですら自分を見ると「おいマジか」みたいな顔をします。
確かにだいぶローカルな感じなので抵抗あるかもしれません。
自分は全然いけます。
出前ほどのクオリティは望めないけど、それは言ってみれば外食。
大人数で量の多いものをシェアして食べるものなので、値段が全然違います。
一皿数十円の社員食堂に同じレベルを求めるのは酷というもの。
毎日の食事としては十分に及第点クリアしている。
日本人が物珍しいのか、食堂のおじちゃん、おばちゃんがすごーく優しい。
おじちゃんはいつもわかりやすく値段を説明していっぱいご飯食べろって言ってくれる。
おばちゃんは空いてる席を見つけて綺麗にしてくれたりご飯を日本昔話みたいに盛り付けてくれたりスープを持ってきてくれたり。
辛いものがあまり得意ではない(好きではあるのだけど)のでピリ辛メニューの多さに最初は困ったけど、どういうわけか食べ続けるうちにそれが病みつきになりました。麻辣豆腐とか食べても食べてもまた食べたくなる。
辛いものの合間に優しい味付けの胡瓜の炒めものという組み合わせが個人的には最高だった。いつも同じものがあるわけじゃないのでたまに全部ピリ辛になってしまうんだけど。
ザーサイという素晴らしい発明があるように、中国の人は瓜を美味しく食べるのにはひとかたならぬ情熱を注いできた。
胡瓜の炒めものが美味しいのは当然といえよう。胡瓜にはずれなし。
野菜中心のこれらメニューのを続けると体調もよくなり血糖値も下ります。
 

エノキ炒め、胡瓜炒め、鳥からの最強トリオ

癖になる麻辣豆腐

茄子の炒め物