おススメできない料理
威風堂々
一皿数十円の社員食堂に同じレベルを求めるのは酷というもの。
おじちゃんはいつもわかりやすく値段を説明していっぱいご飯食べろって言ってくれる。
おばちゃんは空いてる席を見つけて綺麗にしてくれたりご飯を日本昔話みたいに盛り付けてくれたりスープを持ってきてくれたり。
ウツボ
私は決してグルメではありませんと公言していても
もはやその認識は定着していてよく食べ物の話題をふられます。
最も円滑に会話できるジャンルなので自分から撒いているフシもあり
確かにそうなるとそう認識されるのもむべなるかなです。
で、よく聞かれるのは
「ちょっと変わったものでこれは美味しかったっていうのある?」
というやつです。
あります。おあつらえむきのものが。
高知で食べた「ウツボ」です。
普通に考えたら高知といえばカツオですよね。
中には釜揚げと生のダブルシラス丼だという通な人や
四万十の鮎やと涙を流す変わった人もいるかもしれませんが
香川=うどん、高知=カツオ ぐらい強いと思います。
実際、カツオ推しが強すぎて滞在中に他に一体何を
食べたらいいのかわからないぐらいだったんですよ。
しかも、その時は同僚と最後にドーンとひろめ市場で
カツオを食べると決めていたのでそれまでは我慢しました。
なんなら出発前にあった飲み会でも誰かが頼んだ
旨そうなカツオのタタキを涙を呑んで諦めました。
で、いざ念願のカツオを食べるとなったときにカツオだけじゃ
なんなんで他に何かないのかと市場で聞いて出てきたのがウツボ。
これが個人的には大ヒット。うなぎの脂のうまみと
アナゴの上品な歯触りと風味を合わせたような
ハイブリットで驚きました。おすすめです。
ちなみに高知にはシメのラーメンならぬシメの餃子というのがあって
屋台も見かけたんですけどついぞ食べる機会がなかったので
いつか試したみたいと思っています。
はじめに
以前、SNSで食べ物ネタを書いていたら、もっとそれらを
専門的に書いてみてはどうかという声があってそれが頭の片隅に残っていた。
どうも私は周囲から食通だと認識されているのですが
実際にはそんなことはないといつも弁解しています。
普通に牛丼とか食べるしマックに行きます。
ハンバーガー食べて手が汚れてしまったとか某漫画の美食家みたいに
いちゃもんをつけたりしません。
食ネタに関して引き出しが多いのは確かです。
以前、塾の講師をしていたのですが私は口が重く声が小さく
また人見知りも激しいのでコミュニケーションに難がありました。
それがある時食べ物の話が出てきたとき驚くほどツラツラと
話が出てきたこと、そうやって話していると聞き手が
すごく興味を持って耳を傾けてくれることに気が付きました。
配信の主流が動画に移った今になって需要の有無は二の次で
このままでは日々に忙殺されすべて埋没してしまうので
過去に自分が書いたものの焼き直しも含め日記感覚で
とりあえずボチボチとやってみます。